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付録

参考文献および参考資料

付録A:参照表

参照表 A.1 - レベルの仕様

※100%の速度 = 75.75757625 pixels/sec;チルダつきは近似値

レベル フルーツ ボーナス点 パックマン
通常の速度
パックマン
ドット速度
ゴースト
通常の速度
ゴースト
トンネル速度
スパート1
残りドット
スパート1
速度
スパート2
残りドット
スパート2
速度
イジケ時
パック速度
イジケ時
パックマン
ドット速度
イジケ時
ゴースト速度
イジケ
タイム(秒)
イジケの
点滅回数
1 チェリー 100 80% ~71% 75% 40% 20 80% 10 85% 90% ~79% 50% 6 5
2 ストロベリー 300 90% ~79% 85% 45% 30 90% 15 95% 95% ~83% 55% 5 5
3 オレンジ 500 90% ~79% 85% 45% 40 90% 20 95% 95% ~83% 55% 4 5
4 オレンジ 500 90% ~79% 85% 45% 40 90% 20 95% 95% ~83% 55% 3 5
5 アップル 700 100% ~87% 95% 50% 40 100% 20 105% 100% ~87% 60% 2 5
6 アップル 700 100% ~87% 95% 50% 50 100% 25 105% 100% ~87% 60% 5 5
7 メロン 1000 100% ~87% 95% 50% 50 100% 25 105% 100% ~87% 60% 2 5
8 メロン
1000 100% ~87% 95% 50% 50 100% 25 105% 100% ~87% 60% 2 5
9 ギャラボス 2000 100% ~87% 95% 50% 60 100% 30 105% 100% ~87% 60% 1 3
10 ギャラボス 2000 100% ~87% 95% 50% 60 100% 30 105% 100% ~87% 60%
5 5
11 ベル 3000 100% ~87% 95% 50% 60 100% 30 105% 100% ~87% 60% 2 5
12 ベル 3000 100% ~87% 95% 50% 80 100% 40 105% 100% ~87% 60% 1 3
13 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 80 100% 40 105% 100% ~87% 60% 1 3
14 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 80 100% 40 105% 100% ~87% 60% 3 5
15 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 100 100% 50 105% 100% ~87% 60% 1 3
16 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 100 100% 50 105% 100% ~87% 60% 1 3
17 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 100 100% 50 105%
18 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 100 100% 50 105% 100% ~87% 60% 1 3
19 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 120 100% 60 105%
20 カギ 5000 100% ~87% 95% 50% 120 100% 60 105%
21+ カギ 5000 90% ~79% 95% 50% 120 100% 60 105%

参照表 A.1を別ページで閲覧

参照表 A.2 - 難易度の仕様

Pac-Man PCBには2つの端子がハンダ付けされており、ゲームを“Hard”という難易度に設定できる小さなスポットがあります。Hardの唯一の違いは5つのレベル(1、2、6、19および20)がプレイから除外されることです。しかしシステムはボーナスシンボルを除外しないため、自分がどのレベルで遊んでいるのか混乱を招きます。

たとえばレベル2はHardにおける最初の盤面ですが、ストロベリーの代わりにチェリーのシンボルが使用されます。ゲームプレイとしてはレベル2のままですが、通常のストロベリーの代わりにチェリーが使用されるのです。また、ボーナスポイントの値は現在のシンボルに一致するように変更されます。

アトラクトモードのデモゲームにおいてパックマンがどのゴーストにつかまるのか観察すると、マシンの難易度設定を確認できます。Normalのばあい、パックマンは迷路の左下の領域でアオスケにつかまりますが、難易度ジャンパーが接続されていると同じ場所の近くでグズタにつかまります。

Normalのレベルに対応するHardのシンボル
Normal Normal Bonus Hard Hard Bonus
1 チェリー
2 ストロベリー 2 チェリー
3 オレンジ1
4 オレンジ2 4 ストロベリー
5 アップル1 5 オレンジ1
6 アップル2
7 メロン1 7 オレンジ2
8 メロン2 8 アップル1
9 ギャラボス1 9 アップル2
10 ギャラボス2 10 メロン1
11 ベル1 11 メロン2
12 ベル2 12 ギャラボス1
13 カギ1 13 ギャラボス2
14 カギ2 14 ベル1
15 カギ3 15 ベル2
16 カギ4 16 カギ1
17 カギ5 17 カギ2
18 カギ6 18 カギ3
19 カギ7
20 カギ8
21+ カギ9 21+ カギ4

付録B:イースターエッグおよびトリック

NAMCOのイースターエッグ

ナムコの開発者によってPac-Manに隠された秘密のメッセージがあります。確認するにはマシンをサービスモードにして、設定画面が表示されるのを待ちます。ここでサービスモードのオフとオンをすばやく切り替えると、画面に配置グリッドが表示されます。

プレイヤー1と2のボタンを押したまま、サービスモードのオンとオフをすばやく切り替えて(適切に実行するとグリッドは画面に表示されたまま)、4方向レバーを次の手順で倒します: 上×4,左×4,右×4,下×4。すると、画面に“MADE BY NAMCO”が横倒しで表示され、パワークッキーを使用してつづられます。

画面に表示された“MADE BY NAMCO”

ゴーストのバグ

ハウスからゴーストが出発するタイミングに合せてパックマンがそのゴーストに噛みつくと、奇妙なバグが生じる可能性があります(オレンジ色のゴーストはここで捕獲するのが最も簡単です)。

タイミングが重要なので、これには数回の試行が必要かもしれません。ゴーストの底辺が、ハウス上辺のドアを通過するときに捕まえてみてください。正しく行われると目玉が直接ハウスに戻り、再生されたゴーストはまっすぐ上へと移動し始め、迷路の壁を通り抜けます! 画面の上端に近づくと盤面の下端へと回り込んで再出現し、壁を無視して上方向へ進みます。ゴーストは最終的にハウスに戻り、その時点で通常の行動を再開します。

ただし、その前にパックマンが別のパワークッキーを食べてそのゴーストを捕獲できたばあい、動き回っている目玉が迷路とはわずかに同期せず、ハウスに戻るのが困難になります。目玉は最終的に自身を修正し、帰り道を見つける(元に戻る)こともありますが、レベルが完了するまで見失ったままの事もあります。

この奇妙な行動のデモンストレーションを見るには、以下のYouTubeビデオを参照してください:

付録C:ハードウエア情報

仕様

Platform NAMCO 8-bit PCB
CPU Z80A at 3.072 MHz
ROM 16K in four, 4K chips
RAM Almost 2K
Display Raster
Orientation Vertical
Resolution 224x288
Colors 16
Attributes Eight 16x16 hardware sprites
Refresh rate 60.61 Hz
Sound Custom monophonic 3-voice waveform sound generator chip
Controls - One 4-way leaf joystick, 1P/2P buttons
Models Upright, Mini, and Cocktail

Midway Operator's Reference Books:

付録D:年代物のPAC-MANガイド